相手の年齢に合わせた内祝い

年長者には好みに合うものを選んで贈ること

内祝いはなるべく相手に喜んでもらえる品物を贈るようにするのが基本です。ここで注意しなければならないのは、相手の年齢層に応じて贈るものを考える必要があるという点です。特に年長者については、なるべく相手の好みに合うような品物を選ぶようにするのがおすすめとなります。無難だからという理由だけで、タオルやビールといった内祝いの定番の品物を贈ると、自分がぞんざいに扱われていると感じて気分を害してしまう人もいますので、せっかくの内祝いが逆効果にならないよう、できる限り好みを把握したうえで何を贈るかを決めるようにしましょう。もし、好みがよく分からないという場合には、その人のことを良く知っている人に聞いてみるというのも一案です。

若者にはカタログギフトもおすすめ

年長者と違って、20代から30代くらいの若者に内祝いを贈る場合には、よほど近しい関係でもなければ、そこまで品物を吟味する必要はありません。もちろん、一人ひとりの好みに合ったものを贈りたいという気持ちがあるのであれば、そのようにしても全く問題はありませんが、もし何を贈るか選ぶ余裕があまりないということであれば、相手に自分の欲しい物を選んでもらえるカタログギフトを贈るというのも選択肢の一つです。ただし、カタログギフトは相手が自分で欲しい物を選べる反面、贈る側の気持ちが伝わりにくいケースがあるという点に留意しなければなりません。相手の気持ちを害さないためにも、贈る際には自筆の手紙を付けるといった心配りをした方がよいでしょう。